治療オプション

体重過多や肥満の患者さんには、全員が管理システムに基づいた減量プログラムに参加するようお勧めします。 減量により全身の健康が増進されるだけでなく、肺胞換気 (PaCO2) と動脈血酸素分圧 (PaO2) が改善されます。

OHSの患者さんの治療の目的は、動脈血二酸化炭素分圧 (PaCO2 < 45 mmHg) を正常化し、睡眠・覚醒中の酸素ヘモグロビン飽和度の低下を防止することにあります。 さらに、赤血球増加、肺高血圧症、肺性心を予防し、睡眠過剰と意識障害を緩和するのも目的です。

こうした目的を達成するには、OHSの患者さん全員を夜間の気道陽圧療法で管理する必要があります。 NIV療法は、OHSの治療に効果的であると広く認識されています1

近年、PtcCO2の低減に非常に効果的な治療法として、リーク回路と流量保証目標値を使用したNIV療法が確立されました。 この治療法は、流量保証のない圧力支持換気療法と比べ、特に効果的です1

レスメドの換気量保証治療モードであるiVAPS (インテリジェント換気量保証圧力支持) は、目標換気量を維持するだけでなく、死腔換気を補正することで肺胞換気も達成します。 これは、レム睡眠中や患者さんが仰臥位になって呼吸ドライブが低下した際など、患者さんの状態が変化する場合に特に重要です。

参考資料

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    Storre JH, Seuthe B, Fiechter R, Milioglou S, Dreher M, Sorichter S, Windisch W. Average volume-assured pressure support in obesity hypoventilation: A randomised crossover trial. Chest.2006 Sep; 130(3): 815-21.

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