ブライアンさんの体験談

以下は2012年2月2日に行ったインタビューです。

睡眠時無呼吸の診断を受ける前、自分の症状をどう受け止めていましたか。

家内にはいびきのことでよく文句を言われましたが、自分にとっては寝ている時にいびきをかくのは当然だと思っていました。 それでも文句を言われ続けた結果、1990年にいびきの原因を見つけようと医師のもとを訪れました。 私は、いびきは騒音だぐらいにしか考えていなかったのです。

医師からはどんな治療法を勧められましたか。

私を担当した医師には、のどの振動といびきを矯正する手術を勧められました。 レーザーでのどの組織、つまり、舌の後ろ側をのどの奥の届く限りまで焼いたのです。 この手術で口蓋垂 (のどの入口上部の突起) が切除され、のどが真っ黒に焼けただれて、2週間何も食べられませんでした。 少しの水で鎮痛剤を飲むだけでも気が遠くなるほどの、ひどい痛みを体験しました。

それで症状は良くなりましたか。

全然良くなりませんでした。 数か月後には、また元のようにいびきをかいていました。 しかも困ったことに、口蓋垂を切除したおかげで、食べ物がのどにつかえるようになりました。さえぎる物がなくなって、気道に入ってしまうのです。 担当医師は、今ではこの手術を勧めることはありません。

気道陽圧療法を始めたのはいつですか。

手術後、年が変わる前に睡眠検査を受けに行きました。泊りがけの検査で、センサーを体中に付けて、寝ている間に起こることを測定する、というものです。そして検査機関の医師によると、私の呼吸は1、2 分おきに止まっていたのです。

グラフを見せてもらったのですが、呼吸が止まるたびに心拍数が上がっていました。 検査機関の医師には、睡眠時無呼吸の治療として気道陽圧療法を勧められました。

治療や装置の使用に慣れるまで、どのくらいかかりましたか。

一晩で慣れたので、自分でもびっくりしました。 それに、すぐによく眠れるようになりました。 体調も良くなりましたし、家内もいびきが止まったので大喜びでした。 以来、(装置を) 使うことに躊躇は全くありません。

当初は治療に消極的な人がいるのは、どうしてだと思いますか。

友人にも睡眠時無呼吸と診断された人がいますが、加湿器を使っていない人は、のどの痛みや乾燥を訴えるようです。 私は初めから加湿器を使っていたので、 (装置で) 呼吸するのに何の問題も起こりませんでした。

現在は治療についてどうお考えですか。

非常に単純です。 装置を使わないと、しっかり眠れません。 昼前には疲れてしまいますし、花粉症になったり、頭痛を起こしたりします。 私はよく中国に出張することが多いのですが、今でも装置を使えないことがあると、あっという間に疲労が溜まってしまいます。

治療装置のおかげで私の生活も、家内の生活も良くなりました。 仲間とスキーなどに出かける時も、夜いびきでうるさい、ということがなくなり、皆と過ごしやすくなりました。 出かける時も、(装置は) 十分持ち運びしやすいです。 ただ、ホテルによっては、ベッドのそばにコンセントがないのが残念です。 そこで私は念のため、アダプター、電源タップ、延長コードを常に持ち歩き、必ず装置が使えるようにしています。

"治療装置を使うか決める前に、実際に使ってみて、どんなにいいかを実感してみたらいいと思います。 さらに私としては、加湿器も使ったほうがいいと思います。"

これから治療を始める方に、励ましの言葉をお願いします。

とにかく、装置を使い始めてください。 ためらったり、試してみる前に諦めたりしてしまう人は少なくありません。 治療装置を使うか決める前に、実際に使ってみて、どんなにいいかを実感してみたらいいと思います。 さらに私としては、加湿器も使ったほうがいいと思います。 加湿器なしで装置に慣れるのは大変です。それに快適さも全く違うことがあります。

最後に、治療にはできる限り積極的に関わっていくのをお勧めします。 私の場合、最近もらった新しいマスクが合わなかったので、毎晩使えるものが見つかるまで根気よく探しました。 装置販売店の私の担当者は非常に面倒見がよく、自分に一番良く合うマスクを一緒に選んでくれました。

免責: 患者さんの体験談では、それぞれが睡眠時無呼吸とどう向き合ったかをお伝えします。 患者さんの体験は真実で典型的であり、インタビュー内容は正しく記録されています。 しかし、各患者さんの体験談には、他の人も同一あるいは類似した体験をするという示唆や保証はありません。 また、治療に対する体験は多様であり、あらゆる人が同一の体験をするわけではありません。

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