バリーさんの体験

以下は2011年11月23日に行ったインタビューです。

バリーさんは奥さんのマーガレットさんと充実した毎日を送っています。 四駆車とキャンプが大好きなお二人は、2000年にバリーさんが睡眠時無呼吸と診断された後もオーストラリア中を旅行しています。

災害時のボランティア活動を行うState Emergency Service (SES)で活動するお二人は、2011年初頭のサイクロン「ヤシ」による災害時もボランティアとして派遣され、連日10時間働きました。

しかし、12年前のバリーさんは1日に10時間も働けませんでした。 当時は、夜中はいびきをかき、昼間は居眠りをする毎日で、 昼食後に車のハンドルを握るのは諦めなければならないほどでした。 居眠り運転を2回もしてしまい、それ以上は繰り返せないと自覚していたのです。

"2度目の居眠り運転の後、バリーさんはついに、これは何とかしなければならないと思いました。"

実は、マーガレットさんはその10年も前から、医師にこうした症状を相談するようバリーさんに勧めていました。 「そして2度も居眠り運転をしてしまい、主人もついに重い腰を上げました。」" お二人が結婚したのは40代前半でしたが、マーガレットさんは、結婚する何年も前からバリーさんは睡眠時無呼吸になっていたのではないかと思っています。

"「睡眠時無呼吸は長い間続いていたようです。 しかも、気になっていたのは私だけではありませんでした。 ある日主人の同僚に話してみたところ、『どうにかしなきゃだめだよ!』と言われました。 主人は会話の途中でも居眠りをするほどひどかったのです。」"

バリーさん自身も心配になっていました。 "「どうにかしなければ、とは思っていたのです。 "職場の食堂でも居眠りをしていて、 マネージャー職だったのが幸いでした。」"

医師からは睡眠検査を受けるように言われ、近くの病院で検査が行われました。

"「検査の時はありとあらゆるワイヤーを付けられ、結局、睡眠時無呼吸と診断されました」と、バリーさん。 "「そして気道陽圧療法を受けなければならないと言われました。 慣れるまでに2か月ほどかかりましたが、諦めずに頑張りました。 事の重大さがわかったら、後は治療するしかありませんからね。 そして今では、治療装置なしでは眠れません。」"

マーガレットさんとバリーさんの生活は、治療の結果大きく変わりました。 マーガレットさんによると、バリーさんは以前よりずっと快調で、気分も穏やかになったということです。 "「以前ほど理屈っぽくなくなりました。 そして前よりも疲れなくなったので、大変な事があっても、踏ん張りがきくようになりました。 おかげで、毎日の生活もずっと楽しくなりました。"

"私が話しかけている間に居眠りをすることもありませんしね! 主人の疲れを全然気にせずに、普通の生活が送れるようになりました。 私も、気分が楽になりました。"

"以前は、主人のいびきで眠れないというのもありましたが、いびきが止まるたびにさらに不安になっていたのです。それは呼吸が止まっているということでしたから、 本当に怖かったです。」"

"バリーさんも同じ思いです。「眠りの質も、生活の質も向上しました。 治療のおかげで、いろいろな事ができるようになったのです。」"

バリーさんは、旅行やキャンプが続けられるように、12ボルトのバッテリーで動く装置をいつも愛用しています。 お二人のキャンピングカーは2個のディープサイクルバッテリー (120アンペア) を備えており、電源さえ確保できればどこへでも出かけられます。

"「キャンピングカーにバッテリーが付いていると本当に楽です。 以前は携帯用の箱に入ったバッテリーを車のトランクに積んでいて、泊まるたびに取り出していたのです。 それが今では、コンセントにつなぐようにバッテリーにつなげばいいだけとなりました」と、バリーさんは語ります。

"「オーストラリア中を旅行するだけでなく、SESの仕事でも出かけるので、(装置は) 常に持ち歩けるようにしています。 アメリカに持って行ったこともあります。 コンセントのない機内では使いませんが、向こうについたら使います。 昔の装置は電圧の切り替えが必要でしたが、今の装置は自動的に感応して切り替わります。"

厳しい天候の時によく活動を要請されるSESでの仕事は、体力的にも厳しいものがあります。 "「夏は防護服の中が非常に暑い上、よじ登ったりして絶えず動いています。」と、バリーさん。 「それでもまだ働けますし、体力が続く限りやろうと思っています。 しかし、治療を受けなかったら、この仕事をするのは不可能だったでしょう。」"

これまで睡眠時無呼吸を抱える人たちと話す機会が多くあったバリーさんに、治療に消極的な人がいる理由を伺いました。 "「自分は若いから睡眠時無呼吸ではない、と考える人がいます。」と、バリーさんは言います。 "「睡眠時無呼吸は年寄りの病気だと思っているのです。 でも、そうではないことが自分の経験でわかりました。 何歳であろうと、睡眠時無呼吸になることはあるのです。」"

最後に、これから治療を始める方へのアドバイスをお二人に伺いました。 "「諦めずに続けることです。」と、バリーさんは話します。 "「そして、積極的にいろいろな人の意見を聞くことです。 治療装置の購入先の担当者にも、既に使っている人からも話を聞いた方がいいです。 誰でも最初はちょっと苦労しますが、途中で投げ出さないことですね。」"

そしてご主人や奥さんが睡眠時無呼吸なのではないか、とお思いの方にも、マーガレットさんはそのままにせず治療を受ける大切さを訴えたいそうです。 "「主人が睡眠時無呼吸の治療を受けて、私たちは二人とも、本当に良かったと思っています。」"

免責: 患者さんの体験談では、それぞれが睡眠時無呼吸とどう向き合ったかをお伝えします。 患者さんの体験は真実で典型的であり、インタビュー内容は正しく記録されています。 しかし、各患者さんの体験談には、他の人も同一あるいは類似した体験をするという示唆や保証はありません。 また、治療に対する体験は多様であり、あらゆる人が同一の体験をするわけではありません。

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