慢性閉塞性肺疾患 (COPD)

慢性閉塞性肺疾患 (COPD) は、気道の炎症と肥厚を起こす進行性の慢性肺疾患です。¹ 進行するにつれて気道が閉塞し、肺への空気の出入りが制限されるため、呼吸が困難となります。¹

その結果血液に届く酸素の量が減り、体外に排出すべき二酸化炭素の排気が困難となります。¹

COPDには、淡を伴うせきが続く慢性気管支炎と、肺組織の破壊を特徴とする肺気腫の、2種類の慢性疾患が含まれます。¹

COPDの原因

COPDの第一の原因は喫煙で、喫煙者は呼吸障害の発症リスクと死亡率が高まります。2他にも、空気汚染や職業上の粉塵・化学物質への暴露なども発症リスクとなります。3

COPDはよくある病気でしょうか?

世界保健機関の最新データ4によると、世界中で 6500万人が中度から重度のCOPDに苦しんでいるということです。 そして、COPDによる死亡率は、今後10年間で30%以上増加し、42030年までには世界中の死因の第3位を占めると予測されています。5

COPDの診断と治療

医師によるCOPDの診断は、症状と病歴に基づいて行われます。

参考資料

  • 01

    Global Strategy for the Diagnosis, Management and Prevention of COPD, Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease (GOLD) 2014. http://www.goldcopd.org/

  • 02

    Kohansal R, Martinez‐Camblor P, Agustı A, Buist S, Mannino DM, Soriano JB. The Natural History of Chronic Airflow Obstruction Revisited: An Analysis of the Framingham Offspring Cohort. Am J Respir Crit Care Med 2009:180:3–10

  • 03

    Mannino DM, Buist AS. ‘Global burden of COPD: risk factors, prevalence, and future trends’. The Lancet 2007:370:765‐773.

  • 04

    WHO: Burden of COPD http://www.who.int/respiratory/copd/burden/ja/

  • 05

    世界保健機関 (WHO)。 『2008年世界保健統計』 Global Health Observatory (GHO)。 http://www.who.int/gho/publications/world_health_statistics/ja/